紙幣

韓国の紙幣の額面体系は[1, 5]体系で、券種数は70年代初めまでは8種類(500、100、50、10、5、1ウォン券および50、10銭券)もあったが、次第に減少して現在は3種類(1,000、 5,000、10,000ウォン券)になった。 紙幣の規格は、縦が76mmと一定で、横は額面の大きさ順に5mmずつ拡大(縦は76mmで一定)される。色は1,000ウォン券は紫色、5,000ウォン券は褐色、10,000ウォン券は緑色で、マルチカラー(multicolor)による色彩効果を与えて視覚的な面を強調し、色を変えることで券種の区分を容易にする役割をしています。 図案の素材は1962年の第3次通貨措置以後、1971年まで発行された銀行券は表面に世宗大王、南大門、独立門、瞻星台などの建物と、韓国銀行の徽章などが、裏面には韓国銀行の徽章、独立門、 コブク船、韓国銀行本館などが主な図案の素材として使われたが、1970年代に発行されて一部の図案だけが変わったまま現在まで使用されている1,000ウォン券(1975)、5,000ウォン券(1972)、10,000ウォン券(1973)には表面の主な図案素材に全て人物(李滉、李珥、世宗大王)が使われ、裏面には彼らに関連する建築物などが使われました。

硬貨

硬貨の額面体系は[1, 5]体系で、6貨種(1、5、10、50、100、500ウォン)が発行されているが、これまでの物価上昇による購買力の減少で最近は1ウォン硬貨および5ウォン硬貨の流通がほとんどない。 硬貨の図案は韓国を代表する象徴物であるムグンファ(ムクゲ)、コブク船、多宝塔、稲穂、李舜臣将軍、鶴などが最初の発行時(1ウォン、5ウォンおよび10ウォン:1966年、50ウォン:1972年、100ウォン:1970年、500ウォン:1982年)から使われ続けている。 硬貨の素材として、1ウォン硬貨は100%アルミニウム、5ウォン硬貨および10ウォン硬貨は黄銅(銅65%、亜鉛35%)、50ウォン硬貨は洋白(銅70%、亜鉛18%、ニッケル12%)、100ウォン硬貨および500ウォン硬貨は白銅(銅75%、ニッケル25%)を素材にして製造されている。