公務員が直接制作したPRコンテンツで大きな話題を呼んでいる蔚山南区(区庁長：徐東旭(ソ・ドンウク))が、全国を代表する政策広報成功事例でその実力を証明した。

南区は11月26日、ソウル韓国プレスセンターで開催された、「第11回2025年今年のSNS授賞式」で、基礎自治体の自治区部門「Instagram大賞」、「YouTube大賞」、「ブログ最優秀賞」を受賞、地域初の3冠王という快挙を遂げた。

南区はこれに先立ち、「第10回2024年今年のSNS授賞式」でも「Instagram大賞」と「YouTube最優秀賞」を獲得した。

南区は、定量評価と審査委員による評価で、プラットフォーム別の特性をよく理解して、コンテンツの質的完成度と活動性が優れている点、メッセージ伝達を超え、強いコンセンサスを形成する感性的なストーリーテリングを効果的に活用した点が高く評価された。

特に、ニューメディア系職員らがコンテンツの企画から演出、撮影、編集、チャンネル運営まで手掛け、各メディアの特性に合わせて政策PRを制作した点が功を奏した。
最近の短いショート動画コンテンツのトレンドに合わせて、ユーザーたちの目を魅了するため、最新流行ミームやパロディを活用した映像コンテンツの制作に取り組み、Instagramの年間閲覧数は1,800万回を超え、チャンネル合計閲覧数は2,000万回を突破した。

さらに、熱演を繰り広げたイ・ソヒ主務官とナム・ヨンシク主務官は、地上波(KBS、EBS)とOTT(Netflix)の芸能番組に出演するなど、政府部署と自治体を代表する公務員インフルエンサーに成長した。

地域住民と他自治体が参加するSNS広報も好評を博している。

蔚山地域を拠点に活動中のローカルインフルエンサー「イン★バサダー」は、2025年初めて運営を開始したが、地域に対する深い愛情と理解をもとに、ショート動画コンテンツ制作に特化した能力を十分に活用した結果、100件余りのコンテンツを制作して、累計再生回数1,400万回越えを記録した。

また、隣接する自治体の慶尚南道梁山市とは、区政広報団の力量強化ワークショップを実施、梁山市のミン・ホンシクチーム長、ハ・ジンソル主務官と協力して、南区グラスガーデンと梁山黄山公園のPRを行った結果、再正数350万回を記録するなど、大きなシナジー効果を生み出している。

徐東旭(ソ・ドンウク)南区庁長は、「多くの方々が関心を寄せて参加してくださったおかげで、南区のSNS活動が全国代表チャンネルとして成長でき、深く感謝している」とし、「今後も、南区の多彩な情報を、誰もが共感できるコンテンツで紹介して、全国的なコミュニケーションとPRの窓口として一層愛されるよう努力する」と述べた。

「2025年今年のSNS」は、(社)韓国ソーシャルコンテンツ振興協会と(社)議会政策アカデミーが主催、科学技術情報通信部と(社)韓国インフルエンサー産業協会が後援する、SNSのサービスPR分野において社会的信用度の高い授賞式だ。2025年は、140以上の機関と企業が参加した。