蔚山広域市・南区(区庁長：徐東旭(ソ・ドンウク))は、ゴミが都心のあちこちに放置されるケースを減らすことで都市の美観を改善すべく、正しいゴミの出し方について広報に乗り出したと22日明らかにした。

南区によると、最近になって生活系廃棄物の排出方法(排出時間、排出場所、収集日に排出するなど)が守られていないことが頻繁に発生しており、生活系廃棄物の周辺にゴミの不法投棄が深刻化している状況だと分析した。

これにより、南区は区民がゴミ出しの時間に対する認識不足で昼間にゴミを排出することが多く、街並みが汚くなっていると把握し、△各家庭で常時チェックできるようマグネットタイプの案内文を製作、△不法投棄をモニタリングするための監視カメラを設置(4か所)、△資源物の分別の広報コンサルタントを運営するなど、生活系廃棄物の排出方法の広報に乗り出した。

特に、生活系廃棄物の不法投棄が頻繁に発生する達洞、三山洞一帯を対象に「生活系廃棄物の排出方法広報キャンペーン及び違反行為の取り締まり」を21日午後7時に実施した。

この日、住民参加団、清掃代行業者、清掃員、公務員など約40人が参加し、一帯の約50の事業所を訪問して事業主にも生活系廃棄物の排出方法に関する案内文を配布し、指導を行った。

また、従量制袋を使用せず、資源物と生ゴミを混ぜて排出するなど、違反行為の集中取り締まりを実施し、ゴミを正しく排出できるよう指導・取り締まりを行った。

ゴミ(従量制袋、資源物、生ゴミ)を出す場合、正しい排出時間[収集前日の日没後から午前3時の間]、正しい排出場所[自分の家(店)の前]に収集曜日に合わせて排出しなければならない。資源物は週3回、品目別に指定された曜日にのみ排出することができる。これに違反した場合は、ゴミの不法投棄に該当し、罰金10万ウォンが課せられる。

徐東旭(ソ・ドンウク)南区庁長は「今回の広報によりゴミ出しの時間を遵守していただければ、昼間に排出されたゴミにより都市の美観が損なわれる問題が解決できると考えられる。排出時間をしっかり守っていただければ、きれいな南区づくりに貢献できると期待している」と述べた。